新型コロナウイルスの基礎知識③ どれくらい危険?感染力や致死率は?

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こちらの記事に最新の情報を更新していますのでご参照ください。

こんにちは。めぐです♪

今回は、新型コロナウイルスの感染力と致死率について現時点での情報をまとめたいと思います。

繰り返しになりますが、新型コロナウイルスについては現在研究が進められている最中であり、日々新たな事実が明らかになってきている状況です。

記事の内容に関わる新しい情報が判明した場合には、できる限り更新をしていきたいと思いますが、記事の内容が最新の情報ではない可能性がある点については、あらかじめご了承ください。

新型コロナウイルスの感染力

新型コロナウイルス② ウイルスの感染経路と感染力」と重複しますが、新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染で感染し、換気が十分な環境では空気感染しないとされています。

そのため、感染力はそこまで強くなく、通常のインフルエンザと同程度と言われています。

ウイルスの感染力の指標の一つである「基本再生産数(1人の感染症患者から何人に感染させるかを表す数)」で見ても、 新型コロナウイルスの1.4~2.5(推定)という数字は、 インフルエンザの1.4~4.0や、世界でもっとも感染力が強い感染症の一つとされる麻しん(はしか)の12~18と比べて、特別高くないことが分かると思います。

これらの数字からみても、新型コロナウイルスの感染力を過剰に恐れる必要はなく、 普通のインフルエンザと同じレベルの予防策をしていれば十分だと思います。

新型コロナウイルスの予防

新型コロナウイルスには石けんを使った手洗いやアルコール消毒が有効です。また、インフルエンザ同様、換気が不十分な環境では空気感染のリスクが上がりますので、手洗い・消毒、部屋の換気はしっかりと行い予防に努めましょう。

マスクについては、ウイルスの侵入を防ぐ予防効果は高くありませんが、ウイルスに感染した人がウイルスを含んだ飛沫を周囲に拡散するのを防ぐ意味では非常に有効です。

発熱や咳などの症状がみられ、「感染したかも?」と感じたら必ずマスクを着用し、拡散防止に努めましょう。

新型コロナウイルスの致死率

新型コロナウイルスの致死率についてはデータは少ないため、未だはっきりとしたことは分かっていませんが、大体2%程度だろうと推定されています。

この数字は季節性インフルエンザの致死率 0.1%以下と比べると確かに高く、恐れるべき事実だと思います。

新型コロナウイルスの致死率がインフルエンザより高い背景には、命にもかかわる重篤な病気である肺炎をより引き起こしやすいウイルスであることと、引き起こされた肺炎はウイルス性のため抗生物質が効かず、直接の治療薬がないことがあると推測されます。

*「ウイルスと抗生物質」については「新型コロナウイルス① ウイルスと菌って何が違うの?」参照

特に、高齢者や心臓・肺の持病、糖尿病などの基礎疾患をもつ方は、重症化や死亡のリスクが非常に高くなると言われているため、日頃から感染の予防に努め、「感染したかも」と感じたら速やかに医療機関に相談しましょう。

一方で、感染した人の約80%は軽症で回復していることから、若く健康に問題ない人たちについてはそこまで過剰に恐れる必要はないと思いますが、感染者が高齢者や基礎疾患をもつ方と接触した場合には深刻な事態につながりうるため、やはり細心の注意と慎重な対応が求められます。

補足ですが、過去に世界中を震撼させたSARS、MERSの致死率はそれぞれ10%、37%であり*、同じコロナウイルスでも致死率はウイルスによって大きく異なることが分かります。

*参考:日本感染症学会・日本環境感染学会「新型コロナウイルス感染症の現状と対策(2020年2月26日時点)

まとめ

新型コロナウイルスの感染力と致死率を踏まえたうえで、「新型コロナウイルスをどれくらい恐れたらいいの?」という質問に対する私の考えは次の通りです。

『かかる前の予防段階ではインフルエンザと同程度の心構えで落ち着いて行動し、感染した際には細心の注意を払って慎重な対応をとること』

一般人である私たちが、良質で本当に重要な情報だけを集めるのはなかなか難しいですが、何事も正しく知って、正しく恐れることが大切です。

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